STORCK AERFAST 20th
今日はお迎えした新しいバイクの話をしようと思う。
STORCK AERFAST 20th
たしか2016年モデルだったように思う。フレーム890g、フォーク350g、フレームセット1240g。以前紹介したAERNARIOはフレーム790g、フォーク280g、フレームセット1070g。なので170gの重量増ということになりますね。
STORCKは各フレームのグレードをCOMP、PRO、PLATINUMの3つに分けておりシグネチャーモデルのこいつは一番上のPLATINUMらしい。前のマシンが真っ黒だったので次はさわやか白いマシンがほしいなと思ってて、ちょうど目に留まったのがこのマシンだったってわけ。
構成はR91デュラエースにコックピット周りをEASTONシリーズで統一。ワンポイントのチタンボルトはおなじみMOVEMENTからターコイズをチョイス。ボトルケージはBLACKBURN、BBはCHRISKING。
サドルはS-WORKS TOUPE。組みつけは前回と同じくゆっきーさんにお願いしました。
さて肝心の乗り心地はというと、エアロフレームの御多分に漏れず縦に硬く、横は普通といった感じ。エアロ勃興時は横剛性が低いと言われることが多かったように思うが、技術の進展かこの子はあまり感じなかった。最初、AERNARIOはGIOS PURE DROPから乗り換えたときに繊細でパリパリとしたフレームと感じた。今はもったり普通だなって感じだけど。
AERFASTは硬さを脚に感じることが多く、ポジションの慣れもなかったため臀筋ふとももが負けてる感覚があった。今は慣れたからそんなことはないけど。
なので乗りこなせないほど硬いというわけではなさそう。それよりも初めて使ったEASTON EC90 AERO×EA90 ステムがガチンコに硬く腕にキテる。ENVE SES AERO×SHIMANO PRO PLTは程よく硬く優しかったということですね。
シェイクダウンはチーム練だったが、AERFASTは40km/h高速域での飛び出しや高速巡航でやはり速さを感じた。レースでやることはないだろうむりやりなビッグギアの踏み込みで、降り返しから登りを勢いのままアウターでダンシングをしてみた。おそらくBB下ブレーキを擦っただろう音が聞こえた。私程度のパワーでも車体がねじれるんだなと思ったとともに、パワー系のライダーは少しストレスを感じるかもしれない。
そして、新しいBBのおかげで脚の回転はとても軽くスムーズで、ストレートフォークのおかげかコーナーもクイックで曲がりやすい。デュラで組んだおかげで68アルテで組んだAERNARIOより軽い気がするし、高速域で走ることが多いレースでとても活躍してくれそうな気がしている。これからこの子と頑張っていこうと思います。
PS:パイオニアパワメ送信機がワットを正確に計測できずパワトレが出来ない。雨の中乗ってないにもかかわらず浸水と判断され、修理に送ったものの手元に戻ってきたモノは相変わらず同じ症状。SGX-CA500といいパイオニアはあれ...。