ちょっと高千穂まで紅葉狩りに。
たまには遠出してみるか、とおでかけ。
高千穂まで紅葉狩りに行ってみようかしらん。
いつもお世話になっています、瀬田神社。ちょっと場所がわかりにくい。
今日も水を汲ませていただきます。その後は、南阿蘇の方へ。
1つ目の目的地は上色見熊野座神社。熊本は熊野神社が多いけれど、熊野三山とは関係ない気がする。漫画「夏目友人帳」の作者・緑川ゆきは熊本県出身で、同作品には熊本県人吉・球磨の風景が描写されている。
上色見熊野座神社は作者の短編漫画である「蛍火の社」の舞台の1つである。アニメ映画化もされているので興味のある方は是非。おもしろいですよ。
灯籠と。
石段。
鳥居。
登る。
苔の緑。
こんなところにも苔。
静謐。
穿戸岩へ。険しい。
穿戸岩は健磐龍命の従者・鬼八法師が蹴破ったとされている。健磐龍命は阿蘇神社の主祭神。ちなみに出雲や阿蘇、諏訪のように太い注連縄を張っている神社は、縁結びの験があるとされている。
クリートに泥が。雨上がりだったから。SPD-SLってとても泥に弱いのね...。
神社の場所はgoogle mapで表示されませんが、上色見郵便局のすぐ前です。このあとは高森の町を通って宮崎・高千穂へ。
高森の町を一望。
ちょっと時間がかかってしまったけれど、お昼。たかちほ食堂さんへ。地元の方も多く、賑わっています。店主も気さく。
もちろんチキン南蛮を注文。お味噌汁と小鉢のつく定食で850円。
少し酸味の効いたソースとお肉がおいしい。
おいしい食事をいただいたあとは本命の紅葉狩りへ。
天岩戸神社。鳥居から眺める。
古いお守りを返納して新しいお守りをいただきました。もちろん交通安全。
....。
お参りしないと。こちらは本殿。
すぐ隣に石積みで有名な天安河原神社が。こちらにもお参り。
こじんまりとした参道を進むと天安河原へ続きます。
少し色づいてるかしら。
天安河原。沢山の石が積んであります。石積みというと賽の河原を思いつくのですが、あちらは出雲か恐山のことだったような気がします。子どもが石を積むお話。地蔵和讃。
積み。
願いごとをして石を積むそう。積まれているのは、石なのか意思なのか、遺志なのか。
はるか天孫降臨の地を臨む。
宮崎の紅葉といったら高千穂峡。ボート降りなんていかがかしら。
少し色づいていたり、まったく紅葉してない木もあったり。燃えるような紅葉は見ることができませんでした。
この鯉おっきいわね、なんて思いながら近づくとチョウザメでした。なんで。
おっきい。
ニジマスもおっきい。淡水魚館なんてあったけれど、時間がないので見ないことに。高千穂神社も時間がなくて行けませんでした。チョウザメの養殖をしているそうな。
お神楽の人!天狗じゃないよ、天手力男命だよ。天照大神の引きこもった岩戸をこじ開けた神様。
お神楽は色んな演目があるので地域によって、舞われる神様も話しも様々ですね。
お水が高いと怒ったり。
ペプシに限る。
高千穂をあとにして、五ヶ瀬を通る。途中、赤い紅葉を見つけたり。
今年は赤くなりきれなかったり、タイミングが合っていなかったりとかなりの不作でした。
重たい脚。全く踏めない、登れない。死にそう、もう無理なんて叫びながら、ファミリーマート矢部店へイン。補給と休憩。コーラとパン。カレーパンってなんでこんなにおいしいんでしょうね。
ヨウカン マイ フレンド。
日も落ちてきて、焦る。暗くなる前にうちに帰るのは無理そう。幸い、矢部からは下りなので、お家に帰りたいパワーで巡航アップ。残り30kmの看板を見て全力。もうわたしを止められるのは信号だけ。
少しでも止まると自分の汗で体が凍える。アンダアーマーは汗抜けが悪いですね。汗っかきなのもあるけれど。
お守りのおかげか、無事に帰宅。シャワーを浴びてSAVASミルクを飲む。わたしはけっこう好き。今回から教えてもらって、脚のマッサージを始めましたけれど、次の日も脚が軽いです。すごい。
こぺこぺと、ゆるゆる進む
一度も目がさめない、深い眠りからようやく目覚めると、すでにこっペくんは起きてわたしの椅子に座っていた。
ぼんやりとツイッターを見て、それからあわてて身体を起こす。1時間以上待たせてしまったみたい。起きるのが遅くなったことを謝り、急いで出発した。
朝ごはんはいつものコンビニで。大津市街を通って瀬田神社で湧き水を汲む。あとのことを考えて30km/hくらいで走っていたけれど、すました顔で付いてくる。この人、速い...。
今回は北登山道(赤水線)から登る。ローソンが進入の目印。わたしは、この道が一番景色が良いと思う。ギリギリの心拍と疲労で登っていく。がんちゃんさんは緩いなんて言っていたけれど、今のわたしには荷が重い。草千里に登る前の道が一番傾斜がきついけれど、もうすぐと言い聞かせながら登った。
草千里を一望できる展望台。下ると草千里の目の前に施設があるけれど、じつは一度も利用したことがない。
気に入る写真が撮れなくて、こっぺくんのカメラが羨ましいと思ったり。重そうだけれど。
そのまま通り過ぎて火口ロープウェー前まで。地味な上り下りが脚に堪える。補給はもちろんペプシで。
わたしの寝坊でゆっくりできる時間が少ないので、東登山道(坊中線)を下って阿蘇神社へ。ダウンヒルって怖いけれど、どれだけ上手くコーナーをクリアできるかなんて考えていると意外と楽しい。漕がなくてもスピードが出るしね。
まずは腹ごしらえ。とてもお腹が減っていたので目に入ったbistro montさんへイン。スープの塩みとサラダの瑞々しさに夢中でほおばる。ぺろり。
メインは牛すじカレー、850円。学生に見えたからかしら、大盛りをサービスしていただきました。少し香辛料のきいたルーをいただく。辛いかしら、少し?いやギリギリ?空腹が最高のスパイスね。
オレンジジュースまでいただいてしまいました。ありがとうございます。
食後は阿蘇神社の門前町を散策。少し古いけれど、それがちょうど良い。賑わいの中を歩く。今回は食べなかったけれど、馬ロッケの阿蘇とり宮さんもおいしいですよ。観光情報はこちらをどうぞ。
至る所に水基があって自由に汲むことができる。容れ物がない方は阿蘇レトロ雑貨さんで水筒を買っても良いかもしれません。
よく冷えてます。
柄杓と。
その後はラピュタの道へ行くために外輪山へ。尾根を上り下りするのがつらくて、こっぺくんに前に出てもらいました。すいすいと登っていく。なんなの...。
膝も痛くなって、1つの坂を登るたびに「これで終わりでしょ」と心の中で呟く。そもそも、一回登ったのに、下ってまた登り返すなんて信じられない。何のために登ったのか。そのまま進むか、一回で登り終われば良いのに。
途中、over skyなcycle witchesジャージの私たちだけれど、skyジャージの人に抜かされました。なんなのあの速さ。
大観峰を通り過ぎて、ラピュタの道に着いたわたしは、疲労でダウン。こっぺくんが写真撮影していたのを座り込んで眺めていました。強すぎるでしょう...。
その後はミルクロードを一気に下って。大津へ。下り基調なのもあって、そこまで膝に負担をかけずに帰宅。そしてこっぺくんと熊本駅でお別れしました。
市内だと上映していない。
さわやかに強くなりたい。
良い旅になっていたら良いのだけれど。わたしも他の人と走ることで刺激を受けることができた。次は福岡か京都で走りたいです。登りも負けないぞ!
こぺこぺと、ゆるゆる進む-前日-
中天を過ぎた陽のあかりを浴びて目が覚める。寝ぼけまなこでツイッターをひらいた。わたしの朝。
タイムラインを遡るとこっぺくんから連絡が来ていた。いまから行きます、と。
到着予定時間は17時。急いで身支度を整えて飛び出した。
こっぺくんは京都の自転車乗り。阿蘇に行きたいというのでわたしが道案内をかってでた。
連絡を取りながら熊本城の前で合流。お城は時間が過ぎていたので入れませんでした。残念…。城堀を眺めて城彩苑へ。
くまもんだもん。
馬刺しといえば。菅乃屋の馬メンチカツとデコポンジュース。溢れる旨味と酸味。
福岡から走ってお腹が減っているそう。晩ごはんはこっぺくんのリクエストで太平燕。紅蘭亭さんへ。
風味豊かなスープと春雨。おいしい。
酢豚のセット。サクサクの衣にソースが絡む。
おいしい料理に満足して帰宅。次は馬刺しに赤牛なんていかがかしら。
こっぺくんの愛車はBianchi nirone。チェレステ。コンポは58系105にc24 9000ホイール。登坂に強い証だね。
ウィッチーズだ!わたしもこっぺくんも明日はcycle witchesのジャージで走る予定。ちなみに本日こっぺくんはドーナツジャージを着ていたよ。ドーナツをもぐもぐしてるキャラクターがとっても可愛かったわ。
わたしの家に来たならペプシから逃れることは出来ない。飲みなさい。
Nikon D7000。こっぺくんの旅のおとも。これを提げて走るのだから驚き。とっても重そう。
明日のルートの話などしながらオフトンへ。山で置いていかれるかも…、なんて考えていたらいつの間にかこっぺくんは寝ていた。早く寝ないとと思うほど眠れない夜は深くなっていく。
みかん色の旅行記
幾夜魘されたか知らない悪夢。目の前。僅かな一跨ぎ。それが出来ないオフトゥンの中でわたしは喘ぐ。身に絡みつく毛布を振りほどこうとして...。
うるさいアラームを止める。まだ出発の時間まで余裕がある 。隣のオフトンではまだがんちゃんさんが寝ていたので声をかけたけれど、疲れているのかしらオフトンからは出てこない。
仕方ないわねとペプシを飲みながら待っていた。
起きてきたら着替えてコンビニへ。朝ご飯は準備していなかったの。
バナナもらっちゃった。ありがとうございます。
ここから健軍にある浮島神社へ。自転車のお守りがもらえますよ。
朝早くなので社務所に誰もいなかったのですが、電話したらわざわざ来てくださいました....。ありがとうございます。
お守りを購入。アルカンシェル柄。がんちゃんさんはマイヨ・ア・ポア柄。
瀬田神社へ。湧き水が汲めるので助かります。水道水とは味が違う...。
ファミリーマート阿蘇白水店で補給。B&G海洋センターで泳いでいたというお姉さんから補給食を沢山いただいてしまいました。ありがとうございます。ここに来るまでで既に脚を攣りかけていたわたしはすぐにMag-onをゴクリ。初めての味だ...。
今回は南登山道(吉田線)から登っていきます。ファミリーマートは進入の目印。
早速登りが始まるとみるみる離される。はやい...。
既に視界からがんちゃんさんの姿は消えていたけれど、距離が広がらないように全力で踏み続ける。踏む、踏む、踏む、真っ白。
大粒の汗と糸を引いて落ちていく唾液。ただ頂上をめざして脚を回していた。
いくつの丘陵を超えても火口は見えてこない。もう...なんて思っていたらがんちゃんさんが降りてきた。独りだとつらいだろう?って。
ムスタング式だ!この人イケメンすぎる...。でも、死にそうな私にペースを合わせてまた登る余裕がある。そのことに恐怖した...。
無事に火口に着いて休憩。噴火の影響で火口まで行けないので、正確には火口前駐車場。閉鎖してて助かった...。
その後、阿蘇市街の方へダウンヒルして、いまきん食堂へ。しかし、そこそこ早い時間(at 11:30)に着いたのに売り切れ。お盆すごい...。
赤牛を食べないことには阿蘇を走ったことにはならない!ということで調べてはな阿蘇美へ。
あか牛ステーキ丼1850円。デザートと飲み物食べ放題。
外輪山を登っていく。速くて、再び待ってもらってました。大観峰を登って。
ラピュタの道へ。土砂崩れなどでせっかくですが通ることが出来ませんでした。復旧未定。
険しい道。
帰りの新幹線の時間もあるので熊本市街へ戻ります。熊本ラーメンこむらさき本店へ。おいしいですよね。ここでもご馳走になってしまいます。ほんとありがとうございます...。
はじめてのことで満足に案内できなかったですが良い旅になっていたらうれしいです。次に走る機会もきっとあるでしょうからその時に。
みかん色の旅行記-前夜-
少し前。ツイッターで九州旅行の計画をしている人がいた。最初はほーんと眺めていたのだけれど、熊本に来るというのでつい「ご一緒しませんか」なんて言ってしまった。
8月15日の夜。待ち遠しいような、怖いような。そろそろ熊本駅に到着するということでダッシュで迎えに行く。どんな人かしらと思いながら待っていると大きな輪行袋を持った人が出てきた。これはもう分かるわよね。
こんばんはと声をかけると向こうも気づいてくれたみたい。
オレンジ色がトレードマークであるらしいがんちゃんさんだ。小倉から大分、宮崎、屋久島から種子島と走ってきたらしく、この日は鹿児島港から川内まで走ったそう。
大阪から九州一周とは...。
愛車はKTM Revelator Elite 2015。見たことない...めっちゃレアなやつですね。シフターはSRM red(orange)に68アルテ。stagesクランクがついてる...。
ホイールは耐久性と掛かりの良さに定評のあるクリスキングハブ、alpha340リムという手組。蜂が鳴くような音がしますよ!アングリー・ビーというらしい。
大阪のmovementさんというショップで組んでもらったそう。行ってみたいですね。
私は初めて見るフルカーボンバイクに興奮してました。すごい。
熊本来たらなら馬刺食べないと!ということで水前寺公園前の五郎八さんへ。リーズナブルなお値段で楽しめます。意外とサラッとしてる。
もやし炒め。看板メニューらしい。
馬ホルモン鉄板。わたしはこれが一番すき。あつあつ。
地鶏と馬タン。こりこりと独特の風味。
わたしは気にせず食べられましたが、女性や独特の風味が合わない人は苦手かもしれないです。ってがんちゃんさんが言ってました。
ご主人がおすすめメニューを教えてくれたり、楽しい雰囲気のお店でした。アクセスも良く、気軽に楽しめると思います。機会があればいかがでしょう。
そして何故かがんちゃんさんにご馳走していただきました。....ナゼ?
もてなす側に逆にご馳走になってしまうわたし。その節は大変お世話になりました!太っ腹。
その後、ゆっくりと帰宅。いろいろなお話を聞かせていただきました。
明日はハードになるだろうな、速いだろうな、コワ...なんて考えながらオフトンへ。
天草1号橋までおでかけした。
ふと思ったけれど、いつもわたし阿蘇に行ってばかりね。県北の方ばかり。たまには南に行ってみようかしら。
ということで熊本市から南にある天草に行ってきました。
いつもひとりなので、たまには....。
まずは大学の正門で、お誘いしていた先輩と合流。なんと北海道一周の箔付き!マジ先輩すごいです!さすが先輩です!
ということでしゅっぱつ。
海だ!なんかすごい山もある!
しばらく走ったところで休憩。道の駅宇土マリーナにイン。サイクルラックもあるから是非使ってね!
奥のオルベアが先輩のものです。手前がわたしのGIOSくん。
さらに手前に写っているCannondale SYNAPSE とトレック。見切れてます、すごく。ごめんなさい。
AM4:00に大牟田からここまで来たそうです。おおむた....ふくおかけん...?すごく...とお...い...desu。一体どれほどの速度で走ってきたのかしら....。
先輩のバイク。ORBEAのAQUA(撮影は海浜公園的なところ)2012モデルでしょうか。エントリーロードの傑作機ですね。しかし2014モデルを最後に廃版になり、涙を流した方もいるのではないでしょうか。
このマシンで北海道一周を達成した模様。走行中にウィンドブレーカーを写真のように巻き付けて、そんな方法もあるのかと感心したり。さすが先輩です!
ものすごいオーラをまとったサドルだ....。
道の駅の中ではお魚を販売していたり。いけすの中には鯛や伊勢エビが泳いでいてとても興奮しました!おいしそう...。
ひとしきりダラダラしたあと出発。景色を楽しみながらノロノロ走ります。
今回は北側から回りましたが道が狭い、舗装が悪い箇所も多くあまり走りやすいとは言えません。おしりがいたい。
島だ!何かすごい盛り上がってる!すげぇ!海がキレイでおいしいお魚捕れそうとか思ったり。
そして目的の天草1号橋。海に架かっていてとてもおっきい、きれいだな。5号橋まであるらしく、全て回ると天草一周、200kmほどありそうなのでここで折り返しです。
漁船かしら釣り船かしら、沢山の船が浮かんでいて魚食べたいとか思ってました。あの船の中にはおいしい魚がいっぱい....。
ということで、頭がお魚で一杯なわたしのせいでお昼は海鮮丼に。googleさんに聞いたらよさげなお店「浜ん小浦」があるので向かいます。
自転車を駐車場のすみに駐めてお店へイン。クリートをかつかつ鳴らし進むとおっきな水槽が!これ全部鯛ですよ、鯛!すごく食欲をそそる赤さですね。美しい。お腹が鳴るぜ...。
鯛、食べるしかない!ということでミニ丼ふたつに刺身セットを注文。スープに茶碗蒸し、冷や奴も付いて1500円ほど。先輩は刺身なしのものを注文して1000円。
タコの天ぷら。サクサクでほどよい弾力。
鯛の味噌茶漬け。味噌の塩辛さが良い....。
そして鯛となにかのお刺身と。ブリかカンパチだと思うけれどよく分かりません。おいしい。
満腹になって再出発。お腹いっぱい元気いっぱい。燃やすぜカロリー!
実は北回りだと行きは下り基調、帰りは平坦とほんの少しの登りなんです。行きは有明海の鮮やかな青と雲仙普賢岳が見えます。たぶん雲仙、たぶん。
帰りの南側は八代海の穏やかな波が見えます。宇土半島と天草島、九州本島に挟まれた静かな海です。
なだらかな道をすいすいと走ります。道の駅不知火で休憩。わたしはなぜか左の膝-腿裏が痛くなりペースを上げられず。先輩はバテてます。タバコのせいですよ、先輩。
途中、日本一周中の自転車乗りの人がいてスゲーと言ったり。
脚の痛みはひかないものの仕方ないので出発。できるだけ負担をかけないように軽いギアで回す。そのまま熊本市内まで帰ってきて先輩とお別れしました。また行きましょうね、先輩。
とりあえず、サドルを適正ポジションに戻して様子を見ることに。股下×0.89。前後位置はクランクが3時の時に膝がペダルシャフトに。
どこかしらいつも痛めていて、最高のパフォーマンスがなかなか発揮できません。いつか、痛みを感じずに楽しく走りたいですね。
FULCRUM RACING ZERO NITE
うちに新しい子が来ました。
FULCRUM RACING ZERO NITE 2015です。すでにレー3があったのですが試験が一段落した勢いで購入。
黒いリムが最高にかっこいいです。
USB(Ultra Smooth Baling)ハブ。良く回ります。
付属品。
そしてこちらは二六製作所さんにお願いしていた速度センサー用のネオジウムマグネット。
キャットアイのサイコンを使っていますが付属のマグネットではスポークにはまりません。三つある長方形のもののうち1つを使います(NK022 ネオジム 10×3×3(N40))。
ちなみにお値段94円。1つから代引き手数料・送料無料で対応してくださるのでこの機会にいかがでしょうか。
そしてマグネットを自己融着テープで貼り付けました。5cmほど切り出してびょーんと伸ばし、マグネットをスポークに巻き付けていきます。
そのままでは接着力がないですがテープを左右に引き伸ばすとくっつくようになります。ベタベタしない。防水力・耐候性は知らないです。何度か雨の中を走るも問題はなし。
ニトムズ 自己融着ブチルゴムテープ No.15 19mm×10m J7100
- 出版社/メーカー: ニトムズ
- メディア: Tools & Hardware
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
NITEの使用感は、とても剛性の高い回転体という感じです。
力をガチガチに受け止めます。レー3は35km/h前後で回転の限界、ホイールが変形して力が回っていない、これ以上の入力はかなりエネルギーを使ってしまうように感じます。が、NITEではどこまで回してもフォークの中で形状の変わらない剛体がゴォォと回転しているように感じます。
ヒルクライムは特に違いを感じず。スプリントもダンシングもあまりしないので記すことはありません。
リムの硬さについてはシューに小石が埋まっていると普通に削れます。黒いリムに銀色の地が見えるのはあまり格好良くはありません。
シューは普通より減りが早いですがヤスリでごっそりというほどでは。リムにカスが付かずシューの前方にひっついています。リム掃除がとてもらくちん。
また、私のマシンはカンチブレーキなのですがブレーキ性能は一段向上しました。キャリパーブレーキの方ですとさらに体感できると思います。マシンを静止させる距離が半分程度になったのではないでしょうか。これはもともとカンチブレーキの制動能力の低さから来ていると思いますが。
雨の中でのブレーキングは、確かに効くが晴天時ほどではない。リムを砂で洗うシュルルル...という音が聞こえますが、止まることはできます。まさか雨中のダウンヒルで本気を出す方はいないと思います?
USBハブはとてもなめらかに進むので降りで助かっています。ブレーキを使わないと同行者を追い越してしまうでしょう。クリスキングハブの方と走る機会があったのですが、漕がなくても追い越してしまいます。
性能追求の方向性が違うのでどちらが優れているというものではないです。
あとハブグリスをデュラハブグリスに変更しています。機会があれば別記事にまとめます。
加速の際のかかりも良いのではないでしょうか。
PS. 自己融着テープですが半年ほど使っていると中のマグネットが見えてきたので定期的な交換が必要なようです。専用ブレーキシューの減りも早い方だと思います。
3000kmほど。比較的ブレーキを使うことが多い方だと思います。
アルミフリーボディのかじりつき。外す際にちょっと引っかかってうーん。