もしかしてtamaつむりさんですかと江田島で牡蠣を食べたらあたった話

牡蠣食べたい。牡蠣食べたい。牡蠣食べたーい!

他人のお金で牡蠣が食べたい。

 

話をしよう、あれは今から36万・・・いや、1万年と2000年前だったか、まぁいい、私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっては多分明日の出来事だ。彼には72通りの名前があるから、なんて呼べばいいのか確か最初に会ったときは、金tama男、そうあいつは最初から言う事を聞かなかった。私の言うとおりにしておけばな、まぁいいやつだったよ。奢ってくれたし。

7時半頃にホテルで合流しそのまま宇品港へ。

なんとッ!今回は!フェリーで!江田島に渡るッ!

フェリー待ちをしていると目の前をどこかで見たことあるバイクがスッと止まった。
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もしかしてつむりさんですか

なんとつむりさんも江田島を走る予定だったらしくたまたま偶然一緒の便に乗る予定らしい。せっかくなのでご一緒しましょうという流れになり同舟の人に。

偶然って怖いね、偶然って

フェリーに乗ってたわいないおしゃべりをして。あっという間に江田島に到着。ここからはtamaさんアテンドで走って行く。

ナイスヒルクライムスポットがあるということでのこのこ付いていく。

するとどうでしょう、斜度が12%を超えるは、木で景色は見えないは、路面に落ち葉に枝に礫がてんこ盛り。
話が違うんですけど💢💢💢

そしてつむりさんがアウターでぐいぐい登っていく。付いていくのでいっぱいおっぱい。

もっと話が違うんですけど💢💢💢💢

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おっかなびっくり降っていくと反対側は呉の街が見えるナイスビューイング。這いつくばらないと撮れない景色ってもんがあるのよ!!
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スキマファンタジー

グラベルを走るだけあってつむりさんのダート・ダウンヒルスキルは高かった。一番いいラインじゃないとペプ死してしまう私は轍の砂にタイヤを取られて硬直したり。ブレーキ多用で何とか降った。
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たまには見上げてごらん
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若葉イエローとシャルトリューズが映える
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コルナゴセンター

うねうね道を降って海沿いを流す。何度も写真を撮りたい衝動に駆られたけどあいにく一眼を車の中に置いてきてしまった。
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一番いいのを頼む

発着場に戻って少し早いけれど今回のライドのメインデッシュの牡蠣を頂く!プリップリやぞ!おっきな牡蠣が8個くらい入って一束1000円に炭代で300円だったかしら。
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これが
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ぱかっ
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身が2つ入ってるのもあった!(tamaさんが入れた)

牡蠣を焼いてると炭に牡蠣汁にとハジケまくるんですがraphaのビブはDWR(撥水)仕様なので全部弾いてくれました。

対してtamaさんはdhb(wiggleのウェア)なのでウェアが栄養満点牡蠣汁を全て美味しそうに飲んでました。熱そう。

美味しく牡蠣を頂いた後は再び海沿いを。まあtamaさんがペースを上げるから私もそのままノってみる。倉橋島に渡る早瀬大橋で一行は最高にヒートアップ。向かい風がつらかった。

ちょっとアガりすぎでしたよねなんて話ながらゆるゆると流す。それにしても良い景色。島はどこを走っても画になるのが困る。海風も強いけど。
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もう橋登るのはイヤだな。なんて話してるとレトロな渡し場に到着。

音戸渡船というとこらしく彼岸にいるおじちゃんに手を振ると此岸まで来てくれて乗っけてくれるというもの。船って待ち時間があるから時間が掛かるし自転車持ち込みは別途料金掛かるし、なによりその時間とお金で走れないから嫌いだった。

でも音戸渡船は手をフリフリ気づいたらすぐに来てくれるし料金も120円という素晴らしさ。そして乗ってる時間も短い!(もうちょっと乗っても良いかも)

宇品港で買ったフェリー券と一緒にもらったサイクルパス割引が使えるのでちゃんと取っておくと良いと思います。
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レトロスペクティブ オンド
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おぢさん待ちのtama
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たまたま通りがかった風を装うつむりさん
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ポトポトポト
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船の上でも君はステキだね
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うわー何をするヤメッ!

という合間にも船は本州が警固屋へ。短い旅ですがお世話になりましたおっちゃん。

スルスル入るだけに牡蠣だけではちょっとお腹がペコリなのでカレーにしましょうと呉に向かって出発。

スチームパンクな製鉄工場群を抜けるとそこは軍港・呉。ようこそようこそ!
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マイニューバイク COLNAGO V1-R

軽すぎて重量規定に引っかかっちゃうし、それでいてカチカチに固い。もう剛性がすごい。乗りこなせるかすごい不安。
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STORCK....死してなお、やつの心は常に我々と共にある....
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カーボン柄がね、すごくね。艶やかなの
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これには通行人達も思わずシャッターが止まらない。

(自分のバイクを撮るのに夢中な皆さん)
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つむTADA
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TADAブルー×軍港ブルー
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つむり「今日は軍艦がとても多い!107番の船がいかづちで....」

登録番号見ただけで船名当てるオタク何者だよ...:;(∩´﹏`∩);:

呉に通いすぎるあまり覚えてしまったらしい。
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彼はつむり、そしてこっちは限界オタクのtama
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この黒光りする砲塔がなあ....いいんよ.....

一行はあまりにもキツイ限界オタクをスルーして目的のカレー屋さんに。15時くらいとお店が開いているのか分からなかったので大和ミュージアム前のsea sidecafe beaconさんへ。
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カレーはおやつ

ここだけの話バイトの女の子がめちょかわいくてカレーどころじゃなかった私です。好き。

ティーンの細い女の子のかわいさめちょやばいですよねとファッティなアレにアレだった私はもうやばいキュン。

暖かで居心地の良い店内でおしゃべりしてたらもうこのまま帰れなくなりそう、ということで今世紀最大の奮起をして一同起立。ふかふかの椅子に後ろ髪掴まれながら固いサドルの上へ戻る決意をした。バイトの子が「行かないでください!!私を...置いてかないで!!」なんて言ってくれたら戻る気満々だったけどおにーさんと会計してお店を出ました。ワンデイラブってきっとこんな感じなんだろうねってノスタルジーな時刻は茜差す16時。

ここからは皆大好き帰宅TTの時間だ!おうちに帰りたい力でモリモリパワーが出る。途中から帰宅ローテにtamaさんが入ってこない。膝に牡蠣の汁を受けてしまってなとの謎のコメント。

夕暮れ走る小さな君 抱えきれない不安を 募らせて家路を急ぐ
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tamahomeを見てお疲れ様でした~なんて言い出す妄想患者

私達を苦しめる向かい風も すべて受け止め力にすれば 追い風に変わる

旅のゴール近づいてることに寂しさを感じながら追い風を受けてガンガン飛ばし、私だけの旅路を作る

もうすぐ終わりと始まりの場所へ
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宇品港にて最後の記念撮影

終わりと別れははいつも名残惜しいものです
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tama「ライド終わりの夕暮れ時にたまたまもしつむした感じ出せそう…」
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もしかしてつむりさんですか

この後は一旦サヨナラしてグランピーでコーヒーでもと。広島に来るときはいつも寄りたいと思ってるおしゃれ自転車ショップなんですが私がいる時は閉まってることが多いんですよね。

気がついたら即答で行きますと答えてしまった。これが脳みそを介さない会話というやつか…。
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もしつm(ry

とても素敵なショップで欲しいなって思ってるものがたくさんありました。一通りお店を見た後はまたまたおしゃべりの花が咲く。素敵なお店で美味しいコーヒーを頂きながらステキなライドの余韻に浸る。とっても贅沢なひとときでした。

でもいつかは帰らないといけないもので。つむりさんとサヨウナラ。

tamaさんをお家に送ったら私もお家に帰ります。仮眠をはさみつつ高速を走る。新幹線がやっぱり楽なんですがどうしても荷物が多いし、何より森林空港なんかのレースがある場所は僻地が多いので新幹線駅からの移動がネックなんですよね。

今年の合宿はこれにておしまい。去年とはまた違った趣があってとても善い善い。お世話になった皆さんありがとうございました。

次の広島は3月の西日本チャレンジロードレースにて。私はトップ選手たちと伍せるのかしら…。おやすみなさい。

PS1.月曜日の深夜、ふと目が覚める。ちょっと違和感を感じながらトイレへ。とてもお腹が痛い。

上と下から水分ばかり出ていく。これが美味しい牡蠣の代償…。ちゃんと焼いたのにと恨めしさがとめどない。tama許せん…。

PS2.オホーツク産の牡蠣は当たらないという情報をキャッチしたので次は生牡蠣に挑戦してみたいです。

おわり