300kmライドの果て
わたしが走ったわけじゃないです。
福岡からあかしさんとげつさんが来るというのでお迎えに行くことに。伊都-久留米、菊池-阿蘇、高千穂-熊本を一日で走るそう。聞いたところAM4:00に出発したらしい。
最初は、熊本で一緒にご飯食べるだけかしら。なんて思っていたのだけれど気づいたら高千穂まで迎えに行きますなんて言っていたので、しぶしぶ出発。
いつものように瀬田神社でお水を汲んで、南阿蘇から高千穂へ。脚を温存するように軽く走っていたのだけれど、お昼をのんびりローソン阿蘇白水で食べたせいで、約束していたPM15:00に間に合いそうになく、途中から一生懸命こぐ。それでも使いすぎないように意識して。
高千穂に入ってから鹿と遭遇して大きさにビックリしたり。
結局、約束から30分遅れで到着。高千穂峡で合流しました。ごめんなさい。
怒ることなく笑顔で迎えていただいた2人にごめんなさいをしてました。
げつさんのGIANT TCR SLR2。傑作モデルですね!エアロシーポスにケーブル内蔵とハイエンドの血脈。ホイールは純正。アルテグラホイールも持ってるそうですけれど、圧倒的成長のために置いてきたとか。真似できません。
ラブライブ。にっこにこにーって言ってる娘。
HL-EL540 エコノムフォース。乾電池式とバッテリー式がありますね。乾電池は入手性からロングライドで需要がありそう。4000カンデラ、170ルーメンですがこれの明るさはすごかったです。後ろから照らされて自分の周りが明るい。
こちらはあかしさんのバイク。KhodaaBloom Farna-SL。こちらもケーブル内蔵で。アルミですが完車7.4kgと軽いです。
アルテグラホイール!さらにIRCのチューブレスタイヤ。230gほどの軽量タイヤでインナーチューブを必要としないので、最終的にクリンチャーよりも軽く仕上がっているそうです。
フロントバック装備はロングライド派のあかし。volt300かしら。
コンポーネントは全てアルテグラ。うらやましくなんかないんだからね....。
紅葉を見に寄ったそうだけれど、すでに散っているからかしら、見渡しても緑の葉と灰色の岩肌。遊歩道を歩く階段もつらいのか早々に出発。
引きちぎられる。
高千穂峡をあとにして国見台、五ヶ瀬の方向へ。この道を30km/hちかくで走る人なんて初めて見たわ....。4-5%はあるんじゃないかしら?しかもすでに200kmも走っているなんて。
脚を残してきたはずなのに、限界近くの必死さで追いすがりました。わたしは少し軽めのギアで80-90で回していくのに、あかしさんは低いケイデンスでどんどん先に行く...。これが実力、つまりパワー、そして筋肉....。
ちょっとバテ気味のげつさんをアシストするあかしさん。バッグが重そう。
このあと山都町に入ったあたりで日が沈み、辺りは暗くなる。ライトを点灯して走る3人。エコノムフォースが力強い。
矢部に入る前に完全な暗闇へと突入し、前を走るあかしさんの、赤く光るテールを見つめ走る。ふと目をやる看板に、外気温7℃なんてあって寒さに震える。もうわたしの頭の中にははてなマークだけ。なんでこんなことしてるのかしら。
ダウンヒルが寒い。真冬用のビブを持ってきて、シューズカバーも付けておくべきだった。真っ暗な峠で速度が出ない。路肩が見えない。先も見えない。中央線のアールを目安に曲がっていく。気を張る。後ろからあかしさんがカーブの先を照らしてくれて、光線が心強い。
なんとか、熊本市に入って予約していたお店へ向かおうとすると、わたしのスマホが震える。寒さで手も震える。電話はお店からで、予約していた時間を過ぎても来ないので他のお客さんを入れたって。pm19:00に予約していたのだけれど、その時は御船IC近く。急いでお店に向かいPM19:30に到着。席は空いてるように見えたけれどもう入れないって.......て........。.......ねぇ?
あかしさんが見つけた近くにあるまちの定食やさんへ。落ち度しかないわたし。ごめんなさい。
もつ煮込み定食650円。
もっもっモツ。あたたかいごはんだ。
アジフライ付き!
ふたりの分も運ばれてきて一緒にいただきます。げつさんがすごいスピードで食べる。とってもお腹すいていたそう。ごはんのおかわり無料ですってよ!
おふたりは宿に向かうそうで、ご飯のあと少し走ってお別れ。また走りましょうね。
最終的に走った距離は285kmらしく、なんなのおかしいでしょ...。次に日は島原を走る予定だったけれど福岡に戻ることにしたみたい。それは118kmだそう、やることおかしいわね。