FULCRUM RACING ZERO NITE
うちに新しい子が来ました。
FULCRUM RACING ZERO NITE 2015です。すでにレー3があったのですが試験が一段落した勢いで購入。
黒いリムが最高にかっこいいです。
USB(Ultra Smooth Baling)ハブ。良く回ります。
付属品。
そしてこちらは二六製作所さんにお願いしていた速度センサー用のネオジウムマグネット。
キャットアイのサイコンを使っていますが付属のマグネットではスポークにはまりません。三つある長方形のもののうち1つを使います(NK022 ネオジム 10×3×3(N40))。
ちなみにお値段94円。1つから代引き手数料・送料無料で対応してくださるのでこの機会にいかがでしょうか。
そしてマグネットを自己融着テープで貼り付けました。5cmほど切り出してびょーんと伸ばし、マグネットをスポークに巻き付けていきます。
そのままでは接着力がないですがテープを左右に引き伸ばすとくっつくようになります。ベタベタしない。防水力・耐候性は知らないです。何度か雨の中を走るも問題はなし。
ニトムズ 自己融着ブチルゴムテープ No.15 19mm×10m J7100
- 出版社/メーカー: ニトムズ
- メディア: Tools & Hardware
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NITEの使用感は、とても剛性の高い回転体という感じです。
力をガチガチに受け止めます。レー3は35km/h前後で回転の限界、ホイールが変形して力が回っていない、これ以上の入力はかなりエネルギーを使ってしまうように感じます。が、NITEではどこまで回してもフォークの中で形状の変わらない剛体がゴォォと回転しているように感じます。
ヒルクライムは特に違いを感じず。スプリントもダンシングもあまりしないので記すことはありません。
リムの硬さについてはシューに小石が埋まっていると普通に削れます。黒いリムに銀色の地が見えるのはあまり格好良くはありません。
シューは普通より減りが早いですがヤスリでごっそりというほどでは。リムにカスが付かずシューの前方にひっついています。リム掃除がとてもらくちん。
また、私のマシンはカンチブレーキなのですがブレーキ性能は一段向上しました。キャリパーブレーキの方ですとさらに体感できると思います。マシンを静止させる距離が半分程度になったのではないでしょうか。これはもともとカンチブレーキの制動能力の低さから来ていると思いますが。
雨の中でのブレーキングは、確かに効くが晴天時ほどではない。リムを砂で洗うシュルルル...という音が聞こえますが、止まることはできます。まさか雨中のダウンヒルで本気を出す方はいないと思います?
USBハブはとてもなめらかに進むので降りで助かっています。ブレーキを使わないと同行者を追い越してしまうでしょう。クリスキングハブの方と走る機会があったのですが、漕がなくても追い越してしまいます。
性能追求の方向性が違うのでどちらが優れているというものではないです。
あとハブグリスをデュラハブグリスに変更しています。機会があれば別記事にまとめます。
加速の際のかかりも良いのではないでしょうか。
PS. 自己融着テープですが半年ほど使っていると中のマグネットが見えてきたので定期的な交換が必要なようです。専用ブレーキシューの減りも早い方だと思います。
3000kmほど。比較的ブレーキを使うことが多い方だと思います。
アルミフリーボディのかじりつき。外す際にちょっと引っかかってうーん。