瀬戸内の島並を越えて
到着のアナウンスで目が覚める。外はもう明るくなっている。さっさと身支度をして出発よ。わが身1つの身軽な旅。
松山観光港から松山市街までは10kmほど離れているので30分ほどかけてゆっくり移動。松山のおいしい物食べたかったけれどさすがに5:30ではお店も開いてないのでローソンへ。カツオとか食べたかった...。
メロ...?魚ですねこれ。
前も見たことある!前も見たことある!
道後に来たんだなって感じ。
人多すぎ....。6時半ですよ?なんなのこの人達。
わたしはジブリで一番、千と千尋が好きなので道後温泉は楽しみでしたがこれは中に入りたいと思えないです。
7時に松山市内のデポで待ち合わせ。颯爽登場したのはサイクルウィッチジャージのずん君。松山のオタクさんです。ちなみに本日はわたしもCWです。
フレームはSCOTT CR1。各部のカラーを揃えておしゃれ。露出過多なのはISO感度を夜景設定のままにしていたからです...。
RIVALクランクにボルトまでグリーンでこだわってます。
ORICAのボトルはアクセントですてき。
松山から今治を通ってしまなみを目指します。ずん君に案内してもらったけれどいきなり35km/hとかで曳くのでわたしびっくり。ゆっくり走るものだと思っていました。早く着けるのは歓迎なのでトレインを組みます。追い風で快走。
わたし「追い風で気持ちいい」
ずん君「帰り死ぬ」
わたし「がんばってね!(他人事」
前日の暴風警報の続きで風がとても強かったです。
しまなみの入り口に到着。展望台から橋を見渡します。
ずん君はテストが近いそうなのでここで引き返します。次は岡山まで一緒に行きましょうね。また今度のさようならをして来島海峡大橋へ。
自転車道を通ります。景色良いけれど落っこちたら怖いなとあまり端には寄れません。
島に上陸。気持ちいい道です。
青線に沿って走れば道を見失うことはありません。ここは他のサイクリングロードも見習って欲しいですね。ただ漫然と走っているだけでは、写真のような矢印に注意しないと、分かりにくいところでいつの間にかコースを外れて引き返していたり...。
気持ちよく走って道の駅多々羅にチェックイン。途中コルナゴの人が横を轟音とともに走り抜けていって格好良かったです。意外とゴツイフレームなのね....。
お魚が有名らしく鯛が養殖されていました。あとクエ。珍しい。おいしそうでしたね。
オムソバ500円。おいしい。
サイクリストの聖地があるから寄るのおすすめですよ!
目的地の1つジェラート屋さんドルチェへ。伯方の塩味とかあったけれど無難にレモン味をチョイス。溶けるのが早くて急いで食べたけれど糖分と酸味が最高ですね。
ずん君に教えてもらった因島大山神社へ。自転車お守りをいただきました。しまなみはだいたいの場所にサイクルラックが準備されていてとても便利ですね。ラックに架かったTIMEが風に揺れていてすごかったです。
そして2つ目の目的地はっさく屋へ。一番楽しみだったりした。した。本日分売り切れでわたしショック。まさにジョーク。その他にもせとうち茶屋とか大漁、伯方の塩ラーメン さんわとか雅に行ってみたかったのにいつの間にか通り過ぎていたり。
落胆しながら登る。
向島へ渡る因島大橋は下を通ります。因島と言えば村上水軍ですね小松。
向島から尾道へ自転車は橋を渡れないので連絡船で。110円だったかしら。
少し遅いランチに尾道ラーメンを食べようと朱華園へ向かおうとする。休み...だと。仕方ないので壱番館へ。めっちゃ並んでるけれど30分ほどしたら入れるだろうと列に加わる。旅行だし多少はね。
しかし30分経ってもいっこうに列は進まない...。おかしい?豚骨ラーメンのお店ならとっくに案内されてるはずなのに。諦めて近くの麺や 雑兵へ。こっちも並んでる...。尾道ラーメン、君には失望したよ...。人は勝手に期待して勝手に失望して去って行く。
ちなみにすぐ近くにTHE RED BICYCLES ONOMICHIという自転車屋さんがオープンしていたらしく後で知る。次は行こう。
空腹のまましばらく走り福山へ。ここで尾道ラーメンを食べる作戦だ!福山駅のすぐ近くの尾道ラーメン 一丁さんへ。全く並んでいなくてわたしの苦労は何だったのかと思ったり。
間違いないおいしい。食べる前から分かってましたね。食べてからも分かった。おいしい。普通の尾道ラーメンは太麺なのかしら。こちらは細麺チック。でもおいしいから関係ないですね。
人心地ついて本日の目的地岡山へ。途中、眠くてふらふらしていたのでコンビニで仮眠を取ったりしながら向かいます。追い風パワーを推進力に変えて6時半頃に到着。線路を越えられなくて迷ったりしながら待ち合わせ場所へ向かいます。
Matsuyama Voyage
ほんとは今日、山口柳井港へと向かいそこから松山港へのフェリーに乗る予定でした。でも大雨・暴風警報がでたので安全のために小倉港から松山観光港へフェリーで行きます。二等雑魚寝自転車持ち込み料込みで7000円少し。輪行状態なら手荷物かしらと思ったり。
21:55小倉港発~翌朝 05:00松山観光港に到着予定。
ちょっと焦っていてぶれた写真しかないです。写真ってホントに難しいね。ここで鍵は持ってきていたけれどキーを忘れていることに気づいたり。ナンバー式が良いですね。
普段使っているボトルではフレームバッグに干渉しすぎて入りません。仕方なく横に出しています。
はやとも
出港。連泊で、しかも1人で九州を出るのは初めてですからドキドキです。
遠ざかっていく街並み。
旅情ですね。
仲間がいました。ただ軽装のわたしからするととっても大荷物。山でも登るのかしら、それとも宿を拠点にするのかしら。
海から見る関門海峡はレアです。
下をくぐるのはもっとレア。
関門海峡をあとにすると本格的に九州を離れた気がするのは仕方ないですか。
風が寒いので船内へ。コンセントがないので仕方なくモバブで充電。初日から大丈夫かしら。
朝が早いので早く寝ましょうね。
OAKLY JOWBREAKER
やっぱりいいですよねオークリー。
アイウェアは目への異物の侵入、乾燥、風圧で目が開きにくいといったことを防ぎ、事故の際には眼球を保護する。失明したくないんですもの。
その点で軍事部門のESSを擁するオークリーは間違いがありません。今回は新作のジョウブレイカーを買いました。カヴェンディッシュが開発に協力したとあって自転車乗りのためのアイウェアです。
実際はPRIZM ROADレンズを使いたくて買ったんですけれどね。PRIZMは少し赤紫がかった視界ですがすぐに慣ると思います。なにより偏光と違って薄暗い山道や曇りでも路面の状況をはっきりと確認できとても良いです。
防護能力もばっちり。付け心地は少し大きなゴーグルです。RADERのホールド、フィット感より弱いです。ヘルメットや頭に差しているとよく落ちます。落ちます。
下ハンドルを持ったときの上方視界、後部確認のための横方行視界もRADERよりダンゼン優れていてとてもいいですよ。
PRIZMの見え方はこちらを参考にされると良いと思います。
Uranium Colour
アイコン
Switchlockのレンズ交換はノーズパッドを押し上げ。
下のフレームを下げるだけ。ころんと外れます。
正直RADERのレンズ交換はやりにくかったので相当いいです。
偏光(polarized)のレーダーロックは赤が濃ゆく、PRIZM ROADのジョウブレイカーは薄いです。
濃ゆい。
ジョウブレイカーは仲間を呼ぶので注意が必要です。
RAPHAのアイウェアも気になりますね。
(オークリー)OAKLEY (A) Jawbreaker OO9270-08 (A) Jawbreaker ウラニウム Free
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GWへの準備編 - apidura frame pack -
GWへの準備編 - リクセンカウル化 -
前日に準備を済ませ今日はフロントバッグ取り付け。リクセンカウルのアダプターを付けていきます。
なかみだよ。
説明書に従って取り付け。
ブスッ
フロントバッグに穴を開けBASILのアダプターを取り付けていきます。リクセンカウル純正のアダプターがあったらしいけど現在は廃版。代わりのBASILです。世の中よく出来ていますね。
錐で開けた穴ではボルトが通らないのでアーレンキーをねじ込んでいきました。2.5、3、4と。工具は本来の使い方をしましょうね。
それでも通らないので最後にはさみを刺し入れました。最終的に穴を開ける場所がずれていたりとずさんな工程で苦労しましたが何とか取り付け完了。
これでカメラが運べるよ!あとリクセンカウルのアダプター、ハンドル径31.8のはずなのですがジャストフィットしないで少し遊びがあります。取り外すときにバッグを動かせるように遊びを入れたのかしら。ステムに回したワイヤがあるのでタイヤに擦るほど垂れ下がらないので別にいっかと放置。
あと副産物としてカンチのブレーキワイヤーとも干渉しなくなりました。やったね。
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GWへの準備編
GWは京都・岡山・松山に行くことにしたのでずっとほったらかしにしていた整備から始めることにしました。変速も決まらないしブレーキの引きも重い。そして補助ブレーキでカンチなわたしのマシンはそのままではカメラを積むためのフロントバックを装備できない。
ということで今回使う物はこちら。
・mont-bell フロントバッグ
・RIXEN&KAUL フロントアタッチメント KF810
・BASIL アダプター プレート ブラック
・HIRAME 変速バナナ
換装前はこちら。シフトケーブルに補助ブレーキ、ブレーキ受けが干渉してフロントバッグを付けられません。
バーテープをえいやっと引き剥がし。
ブレーキレバーを限界まで引きタイコ受けを露出。ここにワイヤーを通していきます。
3年交換してなかったブレーキワイヤーは錆び錆び。まさにわたし侘び錆び。換装するのはブレーキもシフターもシマノSUSワイヤー。錆びにくく滑りもそこそこ。
デュラワイヤーが一番滑りが良いらしいけれどポリマー子トートがすぐはがれて性能劣化著しいなんて話もあったり....?予算の都合で使えませんが。
せっかくなのでハンドルも下げるかと思ったらスペーサーが固着して外れない。白く固まったのは汗ですかグリスですか....?皆さんは日頃からきちんとメンテナンスしましょう....。
わたしはあきらめた。
なんたって大事駆動系。清掃して注油するだけで走行性能はダンチです。プーリーをお掃除。
きったない。
個人的に一番苦戦したのがシフトワイヤーの交換。これどうやって引っ張り出せば良いねん!
ギアをローに落とすとタイコが見えてきて外せました。ね、簡単でしょ。
fizikのバーテープを巻いておしまい。初めてなのでちょっと失敗したけれどこんなものでしょう。
バーエンドキャップはみんな大好きシマノPRO。バーテープ付属のキャップと違ってアーレンキーで固定するので外れません。金属のブルーでかっこいい。
STIに変速バナナをはめこむ。ワイヤーを下に逃がします。
はじめての換装で本を見ながら1日以上かかったけれど良い経験になりました。次からはもっと早くできるはず。
唯一、FDの変速調整が上手くいかなかったのでお店にお願いしましたがチェーンリングとFDのクリアランスが開きすぎということでこれも良い勉強に。次は自分でがんばるぞい。
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角島大橋ポタ
角島行ってみたいな。
美少女には有言実行あるのみ。
天気がいい日を見計らいわたしはでかけた。
ハロー山口県!
関門海峡は本州と九州を遮る天然の関。でも現代だと橋がかかっているので車でブーンと通り越せちゃえます。べんり。
でも自転車はトンネルを押して歩かないといけません。めんどくさいね。
本州のツーリング勢は関門トンネルだ!九州だ!ってはしゃいでるような気がしますが私たちはただめんどくさい。アベレージが下がっちゃうし時間もかかりますからね。
はやく走らせろ!
下関へ入り本州の地を踏む。車はいいな。
191号線を走る。下関市内はところどころ短い自転車道があります。ほんと短い使いづらい。
朝ごはんを食べにコンビニへ。よいち。
向かい風が強くほとんどスピードが出ません。30km/hもなかったかしら。
これが山陰日本海側…なんてに厳しい土地なのかしら…。心折られ弱音を吐き悪態を吐きながらひたすらに走って道の駅北浦街道豊北へイン。背中のカメラが重い…。
日本海は魚介が豊富。アワビ食べたい。
ナマコ3兄弟〜、ナマコ!
知ってた?ナマコって食べられるのよ。
わたしは白身が好きで、その中でもいっとう鯛が好きです。フグもヒラメもスズキもブリもカンパチもヒラマサも美味しいんですけれどね。こいつすごくエアロな形してるわね…。
サーモン?やつは川魚でしょ。
焼きイカ。
どうやら地域ブランドの特牛イカが一番の名物らしいです。呼子のイカも美味しかったし期待できそうです。
強風の中を豊北から6kmほど北へ走ると今回のお目当て角島大橋が見えてきました。
日本海のブルーに長大な橋がとても美しいです。
望遠レンズほしい。
それにしても綺麗な海です。いざ上陸しようかしらん。
しかし、暗い中走るのは危ないから日没までに帰りたい。つまり時間が押しているということで上陸を諦め豊北へ引き返します。(ほんとは強風の中これ以上走りたくなかった)
お昼は磯味亭でイカ食べて角島焼きも食べてみたかったのに残念ね。また今度行こうかしらね。
お昼ごはんは豊北の中にあるわくわく亭さんでわくわく定食をいただきます。1400円。
刺し身とイカが美味しいです!
このイカなら呼子の方が美味しいかしら。丸々一匹の刺身で食べ比べてみたいです。
タコの天ぷらだいすき。
波しぶきを眺めて(ペプシ)
向かい風がつらいなんて誰が言った?ひとたび踵を返すと彼は僕の背中を押してくれる強い味方へと変わるんだ。 -引き返す者 リターンよいち-
来た道をそのまま引き返すのにはそういう訳があるのよ。同じ道を走るなんてつまらない?確かにそうかもしれない。
だけど自然が私たちに見せる表情は常に変化する。見飽きるなんてことはないのよ。
行きはつらかったね。
追い風と降りに支えられ1時間30分ほどで下関の街へ。いつも思うけど帰りだけは全力な気がする。しかし頑張った日に限ってstravaを起動し忘れてるの。
まあ帰ってきたしいいか。ただいま九州。