GWへの準備編
GWは京都・岡山・松山に行くことにしたのでずっとほったらかしにしていた整備から始めることにしました。変速も決まらないしブレーキの引きも重い。そして補助ブレーキでカンチなわたしのマシンはそのままではカメラを積むためのフロントバックを装備できない。
ということで今回使う物はこちら。
・mont-bell フロントバッグ
・RIXEN&KAUL フロントアタッチメント KF810
・BASIL アダプター プレート ブラック
・HIRAME 変速バナナ
換装前はこちら。シフトケーブルに補助ブレーキ、ブレーキ受けが干渉してフロントバッグを付けられません。
バーテープをえいやっと引き剥がし。
ブレーキレバーを限界まで引きタイコ受けを露出。ここにワイヤーを通していきます。
3年交換してなかったブレーキワイヤーは錆び錆び。まさにわたし侘び錆び。換装するのはブレーキもシフターもシマノSUSワイヤー。錆びにくく滑りもそこそこ。
デュラワイヤーが一番滑りが良いらしいけれどポリマー子トートがすぐはがれて性能劣化著しいなんて話もあったり....?予算の都合で使えませんが。
せっかくなのでハンドルも下げるかと思ったらスペーサーが固着して外れない。白く固まったのは汗ですかグリスですか....?皆さんは日頃からきちんとメンテナンスしましょう....。
わたしはあきらめた。
なんたって大事駆動系。清掃して注油するだけで走行性能はダンチです。プーリーをお掃除。
きったない。
個人的に一番苦戦したのがシフトワイヤーの交換。これどうやって引っ張り出せば良いねん!
ギアをローに落とすとタイコが見えてきて外せました。ね、簡単でしょ。
fizikのバーテープを巻いておしまい。初めてなのでちょっと失敗したけれどこんなものでしょう。
バーエンドキャップはみんな大好きシマノPRO。バーテープ付属のキャップと違ってアーレンキーで固定するので外れません。金属のブルーでかっこいい。
STIに変速バナナをはめこむ。ワイヤーを下に逃がします。
はじめての換装で本を見ながら1日以上かかったけれど良い経験になりました。次からはもっと早くできるはず。
唯一、FDの変速調整が上手くいかなかったのでお店にお願いしましたがチェーンリングとFDのクリアランスが開きすぎということでこれも良い勉強に。次は自分でがんばるぞい。
SHIMANO(シマノ) ロード用SUS シフトケーブルセット [Y60098022] ブラック
- 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
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角島大橋ポタ
角島行ってみたいな。
美少女には有言実行あるのみ。
天気がいい日を見計らいわたしはでかけた。
ハロー山口県!
関門海峡は本州と九州を遮る天然の関。でも現代だと橋がかかっているので車でブーンと通り越せちゃえます。べんり。
でも自転車はトンネルを押して歩かないといけません。めんどくさいね。
本州のツーリング勢は関門トンネルだ!九州だ!ってはしゃいでるような気がしますが私たちはただめんどくさい。アベレージが下がっちゃうし時間もかかりますからね。
はやく走らせろ!
下関へ入り本州の地を踏む。車はいいな。
191号線を走る。下関市内はところどころ短い自転車道があります。ほんと短い使いづらい。
朝ごはんを食べにコンビニへ。よいち。
向かい風が強くほとんどスピードが出ません。30km/hもなかったかしら。
これが山陰日本海側…なんてに厳しい土地なのかしら…。心折られ弱音を吐き悪態を吐きながらひたすらに走って道の駅北浦街道豊北へイン。背中のカメラが重い…。
日本海は魚介が豊富。アワビ食べたい。
ナマコ3兄弟〜、ナマコ!
知ってた?ナマコって食べられるのよ。
わたしは白身が好きで、その中でもいっとう鯛が好きです。フグもヒラメもスズキもブリもカンパチもヒラマサも美味しいんですけれどね。こいつすごくエアロな形してるわね…。
サーモン?やつは川魚でしょ。
焼きイカ。
どうやら地域ブランドの特牛イカが一番の名物らしいです。呼子のイカも美味しかったし期待できそうです。
強風の中を豊北から6kmほど北へ走ると今回のお目当て角島大橋が見えてきました。
日本海のブルーに長大な橋がとても美しいです。
望遠レンズほしい。
それにしても綺麗な海です。いざ上陸しようかしらん。
しかし、暗い中走るのは危ないから日没までに帰りたい。つまり時間が押しているということで上陸を諦め豊北へ引き返します。(ほんとは強風の中これ以上走りたくなかった)
お昼は磯味亭でイカ食べて角島焼きも食べてみたかったのに残念ね。また今度行こうかしらね。
お昼ごはんは豊北の中にあるわくわく亭さんでわくわく定食をいただきます。1400円。
刺し身とイカが美味しいです!
このイカなら呼子の方が美味しいかしら。丸々一匹の刺身で食べ比べてみたいです。
タコの天ぷらだいすき。
波しぶきを眺めて(ペプシ)
向かい風がつらいなんて誰が言った?ひとたび踵を返すと彼は僕の背中を押してくれる強い味方へと変わるんだ。 -引き返す者 リターンよいち-
来た道をそのまま引き返すのにはそういう訳があるのよ。同じ道を走るなんてつまらない?確かにそうかもしれない。
だけど自然が私たちに見せる表情は常に変化する。見飽きるなんてことはないのよ。
行きはつらかったね。
追い風と降りに支えられ1時間30分ほどで下関の街へ。いつも思うけど帰りだけは全力な気がする。しかし頑張った日に限ってstravaを起動し忘れてるの。
まあ帰ってきたしいいか。ただいま九州。
BONX ウェアラブルトランシーバー
自転車で走りながらも何気ない話をしたい。感動を伝えたい。かといってレースで使う無線は大仰だし…。ってことでクラウドファンディングで面白いものを見つけた。
ハンズフリーで防水、風切り音を防ぎ、話し始めると自動で通話してくれる。
とりあえず2セット。
こんなかんじ。
耳の大きさに合わせてカバーとキャップを選べます。
右耳につけるわよ。
bluetoothでスマホと接続。アプリで会話グループを立ち上げネットを通して会話を楽しめます。
実際に使ってみた感想。
黒とピンク、2セット用意したので私と友達で使います。ピンクはわたしのスマホと接続できるけれど黒は友達のスマホと接続できたりできなかったり。黒はスマホに認識されないし、接続がうまくいっても音が聞こえない。
その後、黒が接続された状態で会話グループを立ち上げ話しても、友達の声は私に聞こえない。友達に私の声は聞こえるみたい。
アプリの会話グループの立ち上げも遅いし、私と友だちがグループを脱退、立ち上げを繰り返すと退出したあとのグループに加えられたり。30分ほど格闘したけれど一向にうまく行かないので諦めて出かけました。
bonx側の接続の問題とアプリの不具合、動作の遅さなどいろいろ問題があって実用には耐えないといった感想です。カタログスペックは魅力的だけれどまったく発揮できていません。声を感知して会話を始めるモードでは電池が4時間しか持たないのも長時間のツーリングに使えないですね。
青井阿蘇神社へ
ちょっと遠出しようかしらと思ったので人吉の青井阿蘇神社に行くことにしました。
街も静かに行き交う車は少なく。わたしは夜を進む。
新幹線も眠る。
補給のようかんは2本。夜が明けはじめる頃には八代を通過。3号線から219号線へ。それまでは流れ星を眺る余裕があったけれど空腹を感じる。ようかんは食べきってしまった。
球磨郡へ入り最初の目的地、熊野座神社。
結構こじんまり。
熊野座神社って熊本に多いね。
石灰岩の洞窟があったけど奥までいけませんでした。怖かった…。
完全に明るくなったよ!
かわ。
空腹で死にそうになりながらも走り10km。ファミマを見つけて朝ごはん。死ぬかと思った…。
目的地の青井阿蘇神社に到着。お池はシーズンに蓮が咲いてそれは綺麗らしいのだけれど秋も終わりのためか木枯茶色。
見どころは茅葺きの大楼門。とても大きくて標準レンズでは入りきれない。国宝に指定されたとか。
拝殿へ。以前書いた記事でも紹介した緑川ゆきの漫画、夏目友人帳の舞台でもあるらしい。
ちょろちょろちょろ
境内にある青井大神宮。
にょろにょろと神木の楠。
こけ
こけこっこー!なんでいるのかしら。
腹が減った!ということで人吉駅へ。10分もせずにつきますよ。
人吉駅弁やまぐちさんの鮎寿司。
ワサビー
味は………うん。薄いしうま味ないしわざわざツーリングで食べなくて良いかしら。
残念な気持ちを抑えつつうち家に帰るぞ!球磨川は綺麗な碧色だったんだけれど、水面の反射とか逆光で綺麗に撮れなかったん。もっと上手くなりたいん。
向かい風が強すぎて全然進まない。わたしの心は折れぎみ。これぞロングライド。
チョコパンだけが心の支えさ。止まるたびに食べてたし、帰りでふた袋は開けたかしら。正直もういらないってなります…。
おうちまでのこり10kmほどから脚に力が戻ってきました。早くお風呂入って寝たいパワー…。
おうちに帰ってからはお風呂からのおふとん( ˘ω˘)スヤァ余裕でしたおやすみなさい。
LINTAMAN ADJAST ROAD PRO
半年ほど使っていたGIRO EMPIRE ACCさんがボロボロになったのでやっと登場。
EMPIREがボロボロになったのは事故なので私の使い方がひどいとか言うのはやめてください。。。
"シューズに自分を合わせるのではなく自分にシューズを合わせる"
LINTAMAN ADJUST ROAD PRO。リンタマン。重量は実測片足260g。BOAじゃないよね?と買ってから気付きました。つま先と全体に張り巡らされたワイヤーによるフィット感と調整の幅がポイント。使用感はまあまあです。
かっこいい。
ロゴ
カーボンソールにもロゴ。
お値段は32000ほどなのでそんなに安くないですね。あと10000でEMRIREが買えます。
良い点は
- 外見がEMPIREと違ったかっこよさ
- ダイヤル式による脱ぎ履きのしやすさ
- つま先と黒いメッシュの部分の通気性の良さ
イマイチな点は
- ヒールカップが浅くホールド感が薄い
- 全体的なフィット感はEMPIREが勝る
ヒールカップの浅さは走ってると意外と忘れるのでそこまででもないかもしれません。ポイントであるフィット感はシューレース式のEMPIREのほうが上です。一体感が違います。
通気性はいいので蒸れが少なくていいですよ。夏に重宝しそうです。また、脱ぎ履きのしやすさで練習にはもってこいです。この点はとても良いですね。
わたしは足の形が特殊ということはなさそうなのでシューズ選びに難儀することがなくて幸運かもしれません。そうでない方は、キャッチコピーにあるようにLINTAMANは良いらしいですよ。EMPIREも柔らかなアッパー、シューレースによる締め付け。あとはアーチサポートで足への対応幅が広いと思います。
LINTAMANの記事だけどEMPIREを褒めまくっているのはそれだけ良いということで。
足が内側からダイヤルと当たって痛いという話がありますが、わたしは親指の付け根が痛くなります。引き足ってむずかしいんです。
もっと使い込んでみます。